移動の荷物をもったまま明洞までやってきました。ホテルにチェックインする前にご飯を食べておきたいところです。全く何の検索もせず地下鉄の駅から地上に上がってくるとこちらの粥の看板が出ていました。あらためてGoogleMapではじめて検索すると有名なお店のようです。であればここにしてしまいましょう。アワビ粥というと個人的には釜山のイメージだったのでソウルで食べる選択肢を持っていなかったのですが(と言いつつソウルでアワビのビビンバは食べたことがありますが)。
ちなみに韓国産のアワビはほとんど南部の莞島(ワンド)産ですが、これもともと蝦夷アワビを北海道から持ち出して養殖したものなのですよね。

お店は狭い階段を下りた地階にあります。少しだけ並びましたが10分ぐらいで無事席に案内されました。

24000ウォンとは結構なお値段ですね。昔の韓国のイメージだと1000~1500円ぐらいだったのですが。日本人ばかりの店内を想像していたのですが私が訪れた時には一組も日本人は居なくて中国系や他のよくわからないアジア系の人たちばかりでした。

アワビ粥以外にも気になるものはいくつかあったのですが、初来店ですしここはまずはアワビ粥一択でしょう。

最初高いと思ったアワビ粥も運ばれてきて納得でした。たっぷりと並べられたアワビ、メニューの見本と見比べてもまったく遜色ありませんでした。表面だけでなくて中に沈んでいたアワビの切り身もありましたね。

アワビは全くクセがなくて、一見濃厚でしつこそうなお粥部分も思った以上にあっさりしていて最後まで一気に食べることができました。

店主(もしくは店主の息子)は日本語がある程度話せるようで私の時も親切に説明してくれました。
今回みたいにほぼ並ばずに入れるのならまた来てもいいなと思いました。

さて、食後は明洞を少し散歩しましょうか。