リージェント香港 広東料理「麗晶軒」で軽めの夕食(香港旅行2023年11月その6)

ロビーフロアから螺旋階段を下りて麗晶軒のあるフロアへ。

リージェント香港「麗晶軒」はインターコンチネンタル香港「欣図軒(ヤントーヒン)」とシェフは変わっていませんが、リージェント香港に再びリブランドするにあたり名前も昔のそれに変更したものです。ということもありオープンしていきなりミシュラン2つ星を獲得しています。

麗晶軒と言えば北京ダックですが価格もさることながらさすがに2人では食べきれませんしいくら美味しいといっても飽きてしまいます。またこちらに入る前にリージェントクラブラウンジでカクテルタイムも楽しんでいますからそんなに量もいただけません。というわけでコースでもなくアラカルトで軽めに注文することにしました(というかいつもだいたいそうですが)。

もうこの看板をみただけで期待値が上がってしまいますね。

こちらはウェイティングスペースです。この日は予約もしていますし特にここで待つこともなく更に中へ進みます。

巨大な結晶。

こちらはワインセラーですね。もちろんここ以外にも眠っているワインはあるのでしょう。むかしフレンチレストランがあった時代の古いワインも保存されているかもしれないですね。

いやはやアプローチが長い。席につく前に圧倒されてしまう人もいるかもです。

横に並び席で大きめのテーブルに案内されました。

この日は何とか席を確保したのですが完全に満席でした。

メニューブックも重厚です。

コースはお手頃なもので1人3万円から。

お馴染みの翡翠のプレート。インターコンチネンタル時代にもありましたのでさすがに使い込まれた感じにはなっています。

ヤントーヒン時代に何度か訪れていますが意外とブログにあげている回数は少ないかもしれません。

ディナーとは違う感じで過去をたどったらこんなのが出てきました。この時はランチでどちらかというと飲茶主体で楽しんだ感じです。

最初は春巻きから。ベジだったかシーフードだったか具の内容は忘れてしまいました。

ローストダック。北京ダックは食べなくとも何かしら焼味は食べたいとなればこちらかクリスピーポークかのいずれかに落ち着いてきますね。

こちらでも十分に皮の焼き上がりの美味しさは伝わってきます。

これは本日のスープから。松茸入りのスープでした。もちろんこういう高級広東料理のお店のスープが美味しくないわけはありません。というかある意味一番本日の料理の中でも美味しかった気もします。

キヌガサダケに燕の巣のソースをジュレ状に

変なえぐみや雑味は一切なくあくまでも上品な味わいです。

干し貝柱を使った卵白炒飯。取り分ける前の写真を撮るのを忘れました。ふんわりした味わいでどんどん胃の中に吸い込まれていきました。

夜の食事にはこちらのデザートがつきます。

お部屋に続いてこちらでもケーキをいただきました。似ているようでちょっと違った仕上げでこちらもとっても美味しい。

ラウンジでそこそこ食べてから入店したにも関わらず、食後感もまったく悪くなくむしろ浄化されていくかのような食事でした。